F-110を作ったことがある方の中で
「カウルの中になぜシールがあるの?」と思ったこと、ありませんか。
実は当初からサイドポッド内に空気を通す設計がしてあります。
RC-F1がローノーズ化する流れになってしまい、
紹介記事を掲載する機会を失っていましたが、
F104Wにものせる方も多くなりましたので、
改めて紹介記事を載せさせていただきます。
F-110
パーツカットでサイドポッドの空力改善
ラジコンカーにラジエーターダクトはありません。
通常はシールを貼った平面になっています。
ココに穴を開けることによってボディサイドに空気を流し、
リヤタイヤ周りの流れを改善する事が目的です。
ダクトに穴を開けないと、赤色の流れが
サイドポッド上下に別れ、乱れて流れる事になります。
ポッドの下側で見えにくい所ですので、
比較的気にならないと思います。
写真の様にカウルの角を、小さなネジで止めれば
クラッシュにも剥がれにくくなります。
(下の写真のように上面にも止めると完璧です。)
この角度からなら「空気がどう流れるか」、
理解しやすいと思います。
空気をサイドポンツーン上面に流さず、
側面に反って流す事を目的にしています。
穴を開けると、元通りにすることは難しくなりますが、
切り取った側面下をステッカーなどで塞ぐと、
切っていない時と同じ様な流れにすることは可能です。
F-110をお持ちの方は一度お試し下さい。