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U.組立の要所

基本は通常のRCカーと同じ。
「ガタが無く、スムーズに可動部分が動く」様に
組み立てます。


@ステアリングブロック
フロントフォークをスイングする軸を
サンドペーパーで削って「ガタ無くスムーズに動く」様にします
(最新ロットでは改善されているかもしれません。
差し込んで渋さを確認してから削ってください)

もし削りすぎてガタが出た様なら
テフロンテープ・セロテープなどを細く切って
端の方に巻いて調整します。
(必ず脱脂してから貼ってください。
組み付け後に「中ではがれる」と大変なことになります)



Aステアリングリンケージ
サーボを説明書通り「前にピッタリ付ける」と
写真の各所に隙間が出来ず、「リンクをコジる」事があります
必ず写真の矢印の場所に「ほんの少しの隙間」が空く様に
組んでください
(コジるとスムーズなコーナリングが出来ません)
また、サーボホーン・リンクパーツなどには
成型時のバリが出ていることがあります。
カッター・ヤスリなどで丁寧に取り除いてください


Bライダー可動シャフトのガタ取り
ライダー可動シャフトにも構造上ガタが有ります
3oイモネジを両端に打って、
「動きを妨げない」ギリギリまで締め込みます。
(渋くなると逆効果です。むしろ付けない方が良い位です)


Cスイングアームの一体化
「メンテナンスが楽になる為の行程」ですので、参考程度に。
(とはいえ、とても整備性の悪いハングオンライダー。
「ココだけ直しても」と言うのも本音ですが。)


リヤダンパーの調整ひとつにも
スイングアームを分解しないと出来ないと言うのも考えもの。
ですので、「タミヤの廉価版キットのサスシャフトネジ」を使用して
ダンパー下側の固定シャフトを抜き差し出来るようにします。
@スイングアーム左パーツの内側から3o穴を貫通させます。
Aタミヤツーリングカー・バギー等で使用されている
「3×22oスクリューピン」をチェーンが当たらないように
ダイヤモンドヤスリなどで斜めに頭を削ります。
(写真は傘型に削ってますが、
締め込んだ状態でチェーンに当たらなければ良いので、
締め込んで下の部分だけ斜めに削るだけでOKです)
Bスクリューピンをサスアームにネジ込み、
リヤフェンダー・リヤシャフトも取り付けた状態で
(もちろん中に入る4×25oシャフトも入れたまま)
「エポキシ接着剤で左右を接着」します。
スイングアームがねじれ無い様に。
また、スクリューピン・リヤフェンダーを
一緒に接着しない様に注意してください。

(くっつくとチェーンも通せず、
リヤダンパーも組めない不良品となります)


使用するタイヤによっては、
リヤフェンダー内側にタイヤが接触する事があります
当然接触するとスムーズに回転しませんので、
荒いサンドペーパーでガシガシ削って
クリアランスを取ってください。
(コレはフロントフェンダー内側も同様です)

上記では紹介しませんでしたが、
フロントサスの渋さも大敵。ともかくスムーズに動くように。

フロントステアシャフト上下のガタ、ライダー可動シャフトの前後のガタなど、
各社から販売されている「シム」での調整をお勧めします。
(渋くなるより「少し」ガタがある方がまだましです。
詰めすぎない様に注意してください)

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V.ナイロンクラッシュバー