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「大人虫歯予防」

20代の後半からは、歯と歯ぐきの境目にできる虫歯に要注意!

ゴシゴシ強く歯磨きしたり、歯周病が進行してくると、歯ぐきが下がり歯の根が出てきます
歯ぐき沿いの歯質は弱く、虫歯になりやすいので、特に注意が必要です。

  大人の虫歯予防に大切な事とは?
主に3つのことが挙げられます。ご家庭で出来ること、歯科医院がお手伝い出来ることを簡単に説明していきます

虫歯予防対策1.糖分の摂取を控える

甘いお菓子だけでなく、のど飴や飲み物(スポーツドリンク・ジュース・コーヒー)に入っている砂糖にも注意が必要です。


虫歯予防対策2.プラーク(歯垢)を除去する

正しい歯磨きと、歯科医院でのクリーニングでプラークを除去することができます。

プラーク(歯垢)を退治するには、除去するしか方法がありません。したがって歯磨きで掻きだすことが基本です。しかし、歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目などは、どうしても磨き残しになり易いのです。

プラークは、少しでも取り残しがあるとすぐ増殖し始めるので、完全に除去することが大切です。 そこで歯科医院でのクリーニングが必要になってきます。

医院でのクリーニングは、現時点では、「予防最強の武器」といわれております。当院では以前から力をいれており、大変大きな効果をあげています。

虫歯予防対策3・フッ素で歯を強くする

フッ素には、歯を強くする働きがあります。

フッ素を塗って強くなった歯は、一旦強くなると簡単に酸に溶けることはないので虫歯になりにくくなります。

さらに、フッ素は知覚過敏にも効果があることがわかっています。

【フッ化物の使用】 
 1・低濃度のものを家庭で長期間継続して使う
 2・年に2回、高濃度のフッ素塗布を行う

この2つを組み合わせることで更に効果が高くなります。

*当院では、クリーニング後にフッ素塗布を行っています。*


やってみましょう・正しいブラッシングⅠ

POINT*1 「磨き方の基本」歯ブラシを歯と歯ぐきのさかい目に45度に当てて、軽く小刻みに動かします。 

POINT*2 「軽い力」で磨きましょう力を入れすぎると、磨いているつもりでも実は磨けていません。毛先が開いてしまって、歯と歯ぐきの境目に当たらないからです。
【前歯編】
・前歯の外側を磨くときは、歯ブラシを鉛筆のように持って歯と歯ぐきの境目に毛先を当て、軽く左右に動かします。

・歯と歯の間は歯ブラシを立ててブラシのわきで磨きます。                

 *上下の内側は歯ブラシを縦に構えて、磨きます。下の歯の内側の歯ぐき沿いは歯ブラシのかかとで磨きます。

【奥歯編
奥歯は、外側の面と内側の面以外に、かみ合わせの部分があります。かみ合わせの部分もしっかり磨きましょう。                     

*奥歯の最後端も歯垢が溜まりやすい所。歯ブラシの中央部を当てて磨きましょう。

 
やってみましょう・正しいブラッシングⅡ
*歯ブラシ以外の清掃用具の使い方*

歯間ブラシ:歯周病で歯ぐき沿いに隙間が出来た方

フロス(糸ようじ):歯と歯の間の虫歯になりやすい方
            :歯並びが悪く、ブラシが届かない場所がある方

タンデックスソロブラシ:歯周病が進行すると、歯ぐきが下がり、歯ぐき沿いにブラシを当てるのが難しくなります。このブラシは、特に難しい内側の歯ぐき沿い、一番奥の歯の裏側を磨くことが出来ます。

*詳しくは当院の歯科医師・歯科衛生士まで*

 
 
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