秋季現地小集会 「己高山」こだかみやまV △922.6m                 2010年11月7日(日) 

好の行楽日和のこの日、総勢16名が伊吹の里に集合。
村田さんの車を先頭に7台で出発した。己高庵駐車場は広い、奥にもわずかな駐車場はあるが、登りと下りを変える予定なので、帰りのことを考えこの駐車場で都合がいい。
林道を歩くこと30分、尾根コース登山口の1合目に到着。

 まずは藤井さんから、権現の森用のドングリを拾う様命じられたことを報告し出発した。道はしっかりしているが、急登の連続で汗が出る様になり一本たてる??? この山は赤松の木が多く、もしやと思い目を凝らしながら歩くが、そう簡単に問屋は卸さない。ある人いわく、土に臭いがないとか・・・ 自然林で気持ちが良く曇り空が赤い空に変わった。突然右手が平地となり、紅葉の下に地蔵さんが鎮座している。六地蔵という。ここで大休止する。

 この辺りからやや緩やかな登りになる。紅葉も盛りで「きれいきれい」の連発。本当に気持ちがいい。六地蔵から約30分で馬止、さらに牛留・・・岩道となり馬も牛もここまで。・・・でもよくぞこんなところまで来られたのだと感心する。

我々はさらに、この先歩かねばならない。自然林の中にブナの大木がたくさんあり、日に照らされて、それは見事である。広々とした平地があり、鶏足寺跡に出た、室町時代、こんな大きな寺がこんなところに・・・門、階段など、そのまま残っている。遥か昔に思いをはせ、長時間いたい気分だった。この辺りには、春にはクリンソウ・エンレイソウ・その他多種の花が咲くそうだ。見たいものだ。鏡内を通り抜け、しばらく平地を歩くと左折となり、見上げるとなんと直線の急登、ロープもついている。最後のとどめである。

頂上は広かった。万歳三唱の後は、昼ごはん。にぎやかだった。

下りは違うルートを下った。これまた緩やかな下りで、紅葉の中、るんるんで歩いた。遠くの山々、下界が見え隠れする。少しあわてて頂上で「ヤッホー」をするのを忘れてしまった。2つ目の鉄塔に来ると、紅葉に染まった己高山が臨めた。そこで、村田さんの音頭でヤッホーをした。これで安心・・無事下山し、今日の山行は終わった。ドングリは此処でも不作で、1個も拾えなかった。
天候に恵まれ、本当に良い山行であった。
                          記録; 藤田純江

コース・タイム
   道の駅「伊吹の郷」8:00集合→己高庵駐車場8:40→登山口9:15→六地蔵10:10→
   馬止・牛止10:40→鶏足寺11:20→己高山頂上11:45〜12:30→車止14:40

参加者 井手尚子 今峰政利 後藤允 白木貞次 白木しずゑ 杉山美智子 
    高木基揚 竹中佳美 竹中美幸 長屋佳子 平野友重 藤田純江 三宅一正
    村田正春 山本善貴
 
  [ゲスト] 長屋 敦大

                                     (写真提供  後藤允会員)

11月7日 己高山参加者 16名
11月7日 頂上へ向かって
11月7日 ふもとの案内板
11月7日 コウヤボウキ一輪
11月7日  己高山軌跡図