小津権現藤波登山道開設(2007年8月11日)

 日本山岳会岐阜支部が主体となって開発してきました。
国道417号線沿い、藤波谷口からの登山道を07811日に
正式に開設いたしました。
これで従来の小津集落からの登山道
と直結出来たことになり、縦走ルートとして、またエスケープ
ルートとして今後の利用が期待されるところです。

 藤波谷登山口から山頂まで3.5キロほどの距離。途中、緑化
推進機構の支援を得て、我々が岐阜県と協働で進めている
『県民の森林づくり』の現場を通ります。地球温暖化防止と
揖斐川上流における水源の維持高揚に努める我々ボランティア
の姿を直接肌で感じ取っていただければ幸いです。
また、炭焼き窯の跡やブナの大木(ブナ爺と命名)やトチの大
木に出会うことが出来ます。春にはイワウチワ・シャクナゲ・
ゴヨウツツジなど、夏にはナツツバキ・リョウブなどが咲き乱
れる自然の宝庫です。また、アカゲラやオオタカをはじめ運が
良ければ熊やカモシカなどにも会えるかもしれません。
時間;登山口→小津権現頂上登り約3時間半、下り2時間半

「登山道開設に際し大垣山岳協会の皆さんには多大のご協力を
得ました。心より感謝申し上げます」

 登山口案内 国道417号線を徳山ダムに向かって道の駅『ふじ
はし』から約4km、横山ダムを過ぎ新川尻橋(赤い橋)の手
前300メートル右手に『権現の森林づくり』の看板がありま
す。
車数台が停まれる広場があり、そこから藤波谷の堰堤脇を
越え左手登山道をジグザグに上って行きます。(看板とトラロ
ープが張ってあります)


藤波登山道入り口の看板
通過された方のリンク
『ハイホーの山日記』22年11月7日の記録

「ハイホーの山日記」H23
年11月更新
「山たまご・東海岳行」さんのHPへリンク
藤波谷の堰堤を越した向かい側に設置

藤波登山道入り口と森林づくりの現場に立つ 登山口のジグザクから始まる 整備された登山道
作業中の階段つくり 途中にある大きなブナの木(ブナ爺と命名) 整備された階段