4月中旬に主催「RCワールド」の取り計らいで
インセインクラスのみのテストディが設けられました。
これは年に一度しか「走らせられない」このクラスの車のために
特別にコースを借り切ってデータ取りをする練習日です。
全国各地から集まった選手が精力的にテストを繰り返していました。





第4ターンから立ち上がるテスト中のアスラーダ。
1枚目・2枚目間が0,5秒以下のハイスピード
安全のため、本戦でもインセインクラスは1台づつのアタックになります。




03アスラーダもモーター、ギヤ比を中心に何度もアタック。
とはいえ、1時間以上の充電で1分以下の走行と、
半日のスケジュールでは6回がやっと。

写真のテスト用ボディは昨年のものをそのまま使用
ウイングは仕様テストのため、無塗装のものが付いています


この日の最高記録は
一周平均
114.126q/h!!

(タイム 7,889秒)

昨年の記録を20q/h以上上回る記録をマーク。
当初の目標
「100q/h突破」を果たし、
本戦目標を
「115q/h突破」に上方修正。




シャーシはこの通り、
タイヤが専用タイヤなことと、電池が異様に多いことをのぞき、
ほぼ市販状態。
ただし、細部はハイスピートに対応して強化されています。

(写真は本戦終了後、撮影した物です。
プレテストの結果が良かったこともあり、シャーシについては
ほとんど手を加えることなく、本戦への挑戦となりました)





フロントセクション・アップ
ステアリング強化プレートの上にのっている赤いパーツが
タイム計測用AMB発信器。
同じ原理の物がF1でも使用されています。
1/1000秒を計測するには不可欠です。





リヤセクション・アップ
ドローム専用の細くて堅いタイヤに合わせて、
デフギヤを米国アソシ社製の物に変更。
原動力となるモーターは
潟~ワホビー・アトラス様からサポートしていただいた
8ターン・スペシャルモーター。

標準品マブチ540モーターと比較すると
540モーターが、市販車スポーツセダン用エンジン。
アトラスモーターは、フェラーリF1用900馬力エンジン
といったところでしょうか





電池も3周のみのタイムアタックですので、
軽くて小さいRC電動飛行機用2/3セルNiCd電池を使用。
右の電池が通常RC電動カー用に使用されるSub-CサイズのNiCd電池。
長さ方向のみ2/3サイズになってます。


購入は「コスモ・エナジー梶v
飛行機用バッテリーはお店では入手困難なため、
取扱店を検索して購入するのが無難です。

(空モノ用バッテリーのページを調べてください。)




その2/3セルNiCd電池を11本直列にして、13.2Vで使用。
接続プラグも、より抵抗の少ないパイプタイプに変更。
13.2Vを充電する充電器がないので6本と5本に分けて充電します。
右の6本セットの物が通常RC電動カーで使用されているものです。

ほぼ同じ重さで1.5倍近いパワーアップです。





さて、いよいよ115q/h突破を目指して、
ボディも新調して、本戦チャレンジ!!


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