『三菱UFJニコス』(日本信販)
過払い金返還請求
三菱UFJニコスの過払い請求は、豊富な経験と実績。
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※無料相談は「平成20年より前から消費者金融・信販会社と取引がある方」
開業14周年。「相談者1万5千件」の実績(平成30年12月末)
司法書士あかね法務事務所は、
「平成16年開業の実績と経験」。一般の方に対して、
「誠実で安心の法的サービス」を提供することをモットーに全国的に活動を行ってきました。
三菱UFJニコス(日本信販・ニコスカード)に対して過払金の返還請求を、交渉や訴訟を行ってきました。当事務所は、最高裁判所で取引履歴や過払い金の返還などが明確になる前から、この分野を手掛けています。
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《消費者金融と信販会社での過払い請求の違い》
消費者金融
と比較して、信販会社は取引履歴の開示は信販会社の方が格段に遅いです。消費者金融は訳1か月程度で履歴が開示されるのに対して、信販会社は訳2カ月程度かかります。場合によっては3か月以上も時間がかかることがあります。
また、信販会社により異なりますが、平成初期位からの取引があると取引履歴の開示がなされなかったり、不完全な形でしか開示がなされなくなります。昔はデータを一定期間経過すれば廃棄することができたときもあったからです。
信販会社への過払い請求をする際には、携帯電話料金やアプリなど基本料金等の決済をしていないかご確認ください。決済料金があがってくる状態ですと、信用情報に影響する場合があります。また、毎月決済が行われている限り、過払い金の返還は困難です。
《信販会社の「過払い金事案の激減」と「過払い金の金額」について》
ほとんどの信販会社は、平成19年から平成20年迄にかけて、新規の契約者だけではなく
、既存の契約者についても、グレーゾーン金利の発生しない利率に引き下げています。
平成19年以前から、相当年数の貸金取引がなければ、それほど過払い金が発生しないことが多いです。
例えば、平成17年から高金利の取引されていても、平成19年頃には自動的に適正な金利に引き下げられています。グレーゾーン金利の利率での取引は2年しかないことになり、あまり過払い金は発生しません。
よって、現在では、信販会社への過払い請求は激減しています。平成19年といえば、相当前のことで、それよりも前から一定の年数の取引がなければ過払いがあまり発生しないのですから、事案が減少して当然です。
なお、消費者金融に関しては、平成19年位より前の既存顧客の金利を、自動的に引き下げてはいない為、過払金の額が膨らんでいる方もいます。
例えば、平成17年から高金利の取引をされている場合、信販会社は、平成19年頃にに既存顧客への金利を下げていますが、消費者金融では、完済まで高金利の場合があります。
この点、消費者金融と信販会社で取引年数が同じでも、過払い金の金額が大きく異なってくる部分です。
ニコスカードの過払い請求状況(H30年12月3日時点)
「日本信販」「UFJカード」「DCカード」の3つのカード会社が合併してできたのが三菱UFJニコスであり国内最大手のクレジットカード会社となっています。平成19年に金利を法定金利まで下げているので、過払請求をするにはそれ以前から取引があることが必要です。
それなりの規模の会社が合併してできた会社ですので発行するカードの種類が多いです。旧:日本信販系では、
「ニコスカード」 「シェルスターレックスカード」「マイベスト」が挙げられます。
主に過払い金が発生しやすいのは圧倒的に旧:日本信販系のクレジットカードです。但し、
「マイベスト」の金利はほぼ法定金利の18.9%である方が多いです。その場合、過払い金が多額に発生する可能性は低いと思われます。(稀にマイベストでも金利が25%と高い場合もあります。)
他の大手信販会社が過払金元金の満額付近で和解に応じているところ、ニコスに関しては最大手のクレジットカード会社であるにも関わらずかなり渋い印象です。
訴訟によらない場合、過払い元金の80%〜90%程度の和解となることがあります。
ニコスへの過払い請求で特徴的なのは、
取引の履歴が「平成7年」より以前は、基本的に保管がなく、開示がされない点です。よって、他の大手信販会社と比較しても履歴の開示が短くなりがちです。訴訟をした場合でも保管がない分の取引については弁護士を選任して争ってきます。
ニコスは国内最大手の信販会社であるにも関わらず、過払い金の返還には渋い印象です。
《DCカードへの過払い請求について》
DCカードは全国各地の地銀グループのカードサービス会社と提携したカードを発行しているのが特徴です。
銀行と提携した「DCカード」系にも過払い請求ができる可能性があります。ただし、少なくとも
平成19年より前から「一括払いのキャッシング」をされている方に限ります。
一括払いのキャッシングとは、借りた翌月に利息を付けて全額返済することです。例えば、今月10万借りて、翌月に10万と利息を一括返済するといった次第です。
「リボ払い」では金利が低いので過払い請求はできないと思われます。
なお、DCではありませんが、
「JCB」についても平成19年よりも前から「一括払いのキャッシング」をされている方は過払い請求ができる可能性があります。