ポケットカード(マイカルカード)
過払い金返還請求の状況
ポケットカード(マイカルカード)の過払い請求
司法書士あかね法務事務所は、「平成16年開業の実績と経験」。一般の方に対して、誠実で安心の法的サービスを提供することをモットーに全国的に活動を行ってきました。
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過払い金請求のご相談
※無料相談は「平成20年より前から」貸金取引がある方」
「依頼人の声」をご覧頂ければ、業務に対する姿勢がご理解頂けると思います。
《ポケットカードの借金の時効について》 詳しくは時効の専門サイト
当事務所では、時効の主張も数多くの実績があります。
最終返済から5年が経過をしたら「時効」の援用をご相談下さい。(
時効のご相談はメール受付必須)
なお、過払請求が出来ない場合であっても、返済の和解交渉や時効の援用などのご相談にも対応します。
《消費者金融と信販会社での過払い請求の違い》
消費者金融
と比較して、信販会社は取引履歴の開示は信販会社の方が格段に遅いです。消費者金融は訳1か月程度で履歴が開示されるのに対して、信販会社は訳2カ月程度かかります。場合によっては3か月以上も時間がかかることがあります。
また、信販会社により異なりますが、平成初期位からの取引があると取引履歴の開示がなされなかったり、不完全な形でしか開示がなされなくなります。昔はデータを一定期間経過すれば廃棄することができたときもあったからです。
信販会社への過払い請求をする際には、携帯電話料金やアプリなど基本料金等の決済をしていないかご確認ください。決済料金があがってくる状態ですと、信用情報に影響する場合があります。また、毎月決済が行われている限り、過払い金の返還は困難です。
《信販会社の「過払い金事案の激減」と「過払い金の金額」について》
ほとんどの信販会社は、平成19年から平成20年迄にかけて、新規の契約者だけではなく
、既存の契約者についても、グレーゾーン金利の発生しない利率に引き下げています。
平成19年以前から、相当年数の貸金取引がなければ、それほど過払い金が発生しないことが多いです。
例えば、平成17年から高金利の取引されていても、平成19年頃には自動的に適正な金利に引き下げられています。グレーゾーン金利の利率での取引は2年しかないことになり、あまり過払い金は発生しません。
よって、現在では、信販会社への過払い請求は激減しています。平成19年といえば、相当前のことで、それよりも前から一定の年数の取引がなければ過払いがあまり発生しないのですから、事案が減少して当然です。
なお、消費者金融に関しては、平成19年位より前の既存顧客の金利を、自動的に引き下げてはいない為、過払金の額が膨らんでいる方もいます。
例えば、平成17年から高金利の取引をされている場合、信販会社は、平成19年頃にに既存顧客への金利を下げていますが、消費者金融では、完済まで高金利の場合があります。
この点、消費者金融と信販会社で取引年数が同じでも、過払い金の金額が大きく異なってくる部分です。
『ポケットカード(マイカルカード)』の過払い請求の状況
1982年にニチイ傘下の信販会社「ニチイ・クレジット・サービス」として設立されたのが前身です。ニチイはその後、「マイカル」として総合スーパーを展開していました。岐阜、愛知、三重では「マイカル桑名」が有名でした。過去形であるのは、2001年(平成13年)に経営破たんし、その後、イオングループの傘下となったからです。過払いとは関係ない思い出話ですが、マイカル桑名が出来た当時は映画がショッピングモール内で見られるということで、私の住む岐阜まで影響力のあったSCでした。
過払い金の話に戻しまして、マイカルが破たんする平成13年までは「マイカルカード」として利用されていました。現在は「ポケットカード」という名称になっています。これはマイカルが経営破たん後、「ポケットバンク」を展開していた消費者金融の三洋信販に買収され、その名称と似たポケットカードとした事が理由です。
ポケットバンクとポケットカードは名前が非常に似ていますが、過払い請求をする際にも全く窓口も会社も異なりますのでご留意ください。なお、「ポケットバンク」を展開していた三洋信販はプロミスに吸収され、今ではありません。ポケットバンクを利用されていた方の過払い請求はプロミスが窓口となります。「ポケットカード」は今もP-oneカードを代表とするクレジットカードを通してサービスを提供しています。
当事務所ではポケットカードへの過払い金返還は過払い元金のほぼ満額位を返還させています。(H26.6.25時点による)但し、過払い金の返還までにかなり長くかかります。
過払の返還まで10か月程度を要する事も有りますので、予め承知おきください。
今は過払い請求も落ち着きを見せているので当事務所では上記の和解が出来ていますが、数年前までは過払金は半額しか返さない、1年先の返還にする、過払い金の返還は36回の分割払いなどの主張をしてきた時もありました。
会社の規模は小さく、過払い金の負担も少なくないはずですので、状況が今後悪化していく可能性は大です。
ポケットカードへの過払い請求は状況の悪化が予測されますのでお早目にお願い致します。
※平成27年1月時点の状況です。