《我が家は我が手で!?》
我が家は《スッキリ&ナチュラル》がテーマでした。家相、イメージ等我が家の要望は細かいのでC氏にわかりやすく伝える為に方眼用紙に間取りを書いてみました。素人でもそれなりの図面は出来ました☆説明するより早いと思いそれをお見せしたら『この図面、問題なく建ちますよ!』と言われ嬉しいやら恥かしいやら…^^;結局、これが今の我が家の原本になりました。自分達が住む家だもの、どんな形でもいいのでどう住みたいかを明確にしておく事は大切ですね。好きでないと出来ない事ですが、我が家を我が手で形にしていく楽しみ方もありますよ。
《さあ、いよいよ契約!》
図面は着々と進みSWHと出逢ってから2年近く経った平成14年2月吉日、初の打合せから4ヶ月、充分に納得した内容で予算内に収まる事となりいざ契約へ…。両親が見守る中、少し緊張ぎみのS氏に主人が契約の旨を伝えました。S氏は安堵の表情で『一生懸命頑張らせて頂きます。』と…。今でもこうして一生に一度の貴重な経験をさせてくれた両親には心から感謝の気持ちで一杯です。
《3Dにガーン!》
契約後は名古屋にあるショールームにて打合せをします。主人とは休日が違う為、平日休みの私が主に打合せに行きました。初回は(当時まだ導入されたばかり)3Dキャドでの打合せです。リアルな立体画面にドキドキ!!しばらく見ながらの打ち合わせでしたが、だんだん《エッ、なんか狭くない?…え!?ここ、変だわ…。こんな感じになってしまうの!?》と段々ギャップを感じ始めました。感じた都度PC上で変更しては進んでいくのですが、もう不安モードで一杯でした。そして約1日がかりの打合せから帰る頃には《この家じゃ、住めない…》と完全にブルー…。やはり平面図だけではイメージにも限界があるのですね。結局、改めて図面変更する事となりました。この時は大変な結果となりましたがこの3Dのお陰で現在の大満足な家が建ったのです。3D体験がある、ないとではその差は大きいと思います。
《メジャー片手に…》
2回目の打合せまで約1ヶ月。その間、問題に感じた2Fへの狭く感じる階段や廊下、圧迫感のある壁、ファミリールームの場所、リビングと窓等…。メジャー片手に実際の寸法と空間を想像しながら毎日毎日図面とにらめっこ。まるで何かに獲りつかれたように図面と向き合っていました(^^ゞ。主人と『00cmってどう?狭い?』『00が○○だとどう?』『ここは00cmいといいよね?』と細かい数字と空間をイメージし合って…。そして一ヶ月の努力の末、またまた手書き図面にS氏とC氏は『おぉ、考えましたね〜』と好感触(^^♪。通常、ここまでする方があるのかどうかは分かりませんが、どんな形であれどう住みたいか、どんな空間がいるのか、どんな動線がほしいのかを自分自身がよく考えそれをきちんと伝える事が家作りとして一番大切ですね。ただ契約後にこうした間取り変更が可能なのは我が家には着工までの時間に余裕があったからだと思います。満足いくな家づくりには予算以上に時間の余裕を持つことが何より大切なのかもしれませんね。
《さすが、SWHの設計!》
しかし、所詮私達は素人。間取りや家相はなんとかクリア出来ても光の入り方やオリジナルティを考えると乏しいモノでした…。そこでS氏の機転により当時設計リーダーのM氏を交えての打合せ。数時間の打合せでしたが和風が好きな私達の何か個性ある家にしたい…という要望にM氏は『玄関ホールに純和風の床の間なんてどうですか?』と驚きの提案を。はじめは『は!?』と思ったのですがお話が進むにつれなんだか面白くなってきまして《SWHなのに玄関開けたら床の間なんてお洒落かも!》と。初めは戸惑った家族も皆、大賛成〜!…そうなんです。我が家は玄関開けたら和風の床の間があるのです☆北欧と和がミックスした我が家オリジナルはこうして生まれました。それからは見積り&図面は急速で仕上がっていきました。納得の図面がドンドンと出来上って本当に嬉しかったですね☆